「いい年をして愛想で仕事をするのはやめなさい。30代も後半になったらもうプロフェッショナリティを買うか、買わないかしかないんだから」


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◇35歳から急激に難しくなる転職。それを打ち破るために。



こんにちは。クラリス・ファームのジョシュです。


転職で、キーポイントと言われる35歳。
多くの場合その年齢を超えると転職のハードルが一気に上がるといわれています。

結論から言いますと、それは現実で、自分から動く転職のみならず、ヘッドハントでも35歳以上の場合相当な能力があることが求められ、一気に企業の求める要件が高くなります。



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35歳を超えて、もちろんまったく自分の能力に不安のない方は良いのですが、今ひとつ自信がないかたに面白い記事がありましたので紹介させていただきます。

35歳を超えて、企業の要求を満たした人間になるためのシンプルな要件が書かれています。



35歳を過ぎても転職できる人、できない人|転職で幸せになる人、不幸になる人 丸山貴宏|ダイヤモンド・オンライン





記事からヒントになる言葉をピックアップさせていただきます。 



ある人がプロフェッショナルであるかどうかを判断する一つのバロメーターは、専門分野に関して1冊の本を執筆できるかどうかです。どんな分野でも安定して高いパフォーマンスを上げている人は、その人独自の物事の見方や理論、方法論を必ず構築しています。プロフェッショナルといえる人は、それで1冊の本を書けるだけの蓄積があるのです。
ある分野で1冊の本を書けるほどの蓄積をするには、相当な時間が必要です。逆に、早く身に付くものは早く陳腐化し、すぐにマスターできることはすぐに追いつかれます。


35歳を過ぎたら、その分野でプロフェッショナルにならなければ相手にされません。(もちろんそれはスキルアップの転職という視点で、仕事で企業の要件を満たすことが必ずしも幸せにつながるとは限らないでしょう。
でも、趣味に生きるとしても一冊の本をかけるぐらい精通したほうが、楽しく豊かになるのは間違いないでしょう。)

そしてプロとして、逃げたり、ごまかしたりしたりする仕事をしないことです。
以下の言葉が刺さります。



「君、38歳にもなって愛想で仕事をするのはやめなさい。あなたぐらいの年になったらもうプロフェッショナリティを買うか、買わないかしかないんだから」
そう叱られたときのシーンはいまでも忘れられません。そのときから私は愛想よく、なごやかに営業することはやめました。もちろん愛想は大事ですがそれに頼るのではなく、マンガのブラック・ジャックのように自分のプロフェッショナリティを高度に磨き、常に切れる仕事をしようと心に誓ったのです。



シンプルに求められるプロになるために、わかりやすい指標となる話です。



(ジョシュ)

<自己紹介>
元大手ヘッドハンティング会社勤務。現在クラリスファームのキャリアカウンセラー&コンサルタント。


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