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最近、「ジョシュさんはキャリアカウンセラー名乗っておられますが、コーチングを行うコーチとはどのように違うのですか？」
というご質問をいただきました。
意外とさらりと利用されている言葉ですがキャリアカウンセラーと、キャリアコーチの違いについて私の考えをご説明させていただきます。
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一般的にはキャリアカウンセラーのとキャリアコーチの活動目標の違いは以下のように定義されています。
・キャリアカウンセラー 個人が自己洞察を深め、新たな行動をとる
・キャリアコーチ パフォーマンスを改善する。
つまり、キャリアコーチは、具体的な組織や仕事の中で、はっきりとした目標に向かっての行動を支援するのに対し、キャリアカウンセラーは個人の生活上や内面的な課題も含めて、個人が課題を自分で解決してゆく力をサポートすることになります。
例えば、上司が部下をカウンセリングする、ということはこの定義では少し違和感のある行動となってしまいます。
組織はすでに共通の課題と目標を持ち、その中で、上司と部下という関係を結んでいる以上、具体的な目標達成のためのコーチをしっかり行うことが重要です。
つまりコーチはその仕事についての深い経験と実績が求められます。
一方、カウンセリングは、そもそも何故その仕事なのか、他の生き方も含めて、個人の心の声にまで焦点を当てるため、時に組織としての目標を逸脱する可能性があります。
そうゆう意味では、上司が部下のカウンセリングを行っている組織はやはり目標達成のための力強さという意味で課題があります。
キャリアカウンセラーには、その特定の仕事のスキルや経験よりも、人間としての深い洞察や経験、知識が求めれられます。
（ジョシュ）
＜自己紹介＞
元大手ヘッドハンティング会社勤務。現在クラリスファームのキャリアカウンセラー＆コンサルタント。
